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写真とともに訥々と。
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2012年

今年を振り返ってみます。

一番大きい出来事は3月に病気により退職したこと。

7年前に転職して

「ここで少なくとも10年、自分を磨いてひとりでも喰っていけるように頑張ろう」

その思いも病で泡と消えました。

しかし職を失ったことも今となってはよかったと思ってます。

資格取得やスキルアップに執着するあまり己の身の丈を知ることを見失っていたことに気づいたからです。

私の病は双極性障害(躁うつ病)です。

気分転換に写真などの趣味に没頭していましたが、気分がのってくるとのめり込みすぎてしまう。

結果、燃料切れで激しい落ち込み。

通っていたクリニックでは4月に医師の異動があり、私はそのクリニックで継続受診することにしました。

引継ぎを受けた新しい主治医とは折り合いが合わず、7月にもとの主治医に戻りました。

実績のある医師がいい結果をもたらすとは限らない、それを痛感しました。

現在の主治医とは6年前からのおつきあいです。

診察では先生から具体的なアドバイスはもらっていません。

生活状況を記録したものをもとにして報告して、それについてヒントをもらうのです。

大事なことは病であることを認識する。

それがなかなか難しいのです。

前述のように気分が悪くなく、カラダが動かせる時ほど立ち止まる勇気が必要。

時間はたくさんあります。"自分と向き合う"のは健常者の方でも大変なこと。

それよりもイライラしたり落ち込んだりしている自分を"認識する"こと。

瞑想に近い考え方ですが、自己観察することで気持ちのアクセルコントロールをする。

極論で言えば、薬で病は治りません。薬は症状を最小限に留めるための対処療法です。

病を克服するには自己の再構築が必須です。

また、医師も薬も自分が治ろうとする意志を持ってなければ背中を押してくれません。



休養生活で多くの発見がありました。自分の長所・短所、世間の動き、人間関係etc.

今後も、社会復帰後も続いていくテーマは"気づき"。

自身の振る舞いはどんな形であれ自分に還ってきます。

それをしっかり認識する。悪い結果でも悔やまない。でも反省はする。

退職したことで視野が拡がってきました。

気持ちの休養と鍛錬、焦らず続けます。

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